海援鯛は、稚魚導入時から出荷まで完全無投薬。養殖業界に新風を巻き起こしています。
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  海援鯛の色 - 2015年02月05日

  ○海援鯛の色
一般的に鯛の色はどのように考えても答えは一つです。鯛の体色は赤、もしくはピンク色です。養殖初期の頃、鯛の色は真っ黒で、黒鯛か!なんて言われていました。

現在の養殖鯛はどこの養殖鯛も昔と違ってきれいな色をしております。海援鯛は、腹は銀白、背中は透き通ったピンク色、アイシャドーは青がくっきりと・・・この様な、見た目でも天然鯛同様、しっかりした色を目指しております。

その為にはどのような管理、育て方をすれば良いのか・・・・未だにメンバー一同、年中考えておりますが基本的には前回もお話ししたように、まず鯛にストレスを与えない飼い方をすることです。

そして、稚魚導入から、まず考えないといけないこと・・それは日焼けです。海上では紫外線の強さは半端ではありません。ましては、日焼け予防で鯛に日焼け止めクリームを塗る訳にはいきません。人間と同じで日光に当たると鯛も日焼けをします。鯛においては日焼け美人は絶対ありえません。どんなに形が良くても色が黒くては鯛美人(?)にはなりえないのです。

日光の紫外線が鯛に与える悪影響は多大です。よって、出来るだけ飼育全期間において遮光ネットはするべきなのです。まして海の底で生活している鯛には紫外線はすごいストレスにもなるのです。海援鯛の場合、稚魚導入から出荷まで、遮光ネットをするように規定されています。

また、鯛の色に関しては遮光ネットだけではありません。海援鯛独特の見た目にも美しいピンク色の鯛にする一つの手段ですが、鯛の色を美しくする事に関しては、まだまだ奥が深いところが有ります。

sakana
  海援鯛の種苗選び - 2015年01月11日

  海援鯛になる為の種苗選び

綺麗な真鯛を造ることの第一歩である種苗選びの基準

○鯛の体型
体型は体高や頭の形等が歪でないこと。個体のサイズや体型にバラツキの無いこと。体型が悪い=変形(出荷できない)、バラツキが有る=飼料効率が悪い、各々とも、無駄な飼料を与えることにもなり、結果歩留まりにも影響されます。海援鯛は姿形も出荷基準があり、めでたい鯛には姿、形は一番必要な項目です。

○ストレスに強い(耐性)
稚魚自信に活性があり強いと、導入時のストレス、環境の変化への対応などストレスが掛かっても楽々クリア出来るので病気になりにくいのです。 
 
○履歴(歩留まり、投薬回数) 
稚魚導入までに孵化場での投薬が多いと肝臓等の臓器に異常がある可能性あり、悪い餌での育成はその後の成長にも大きく影響してきます。 
”海援鯛”は稚魚導入後から完全に無投薬で飼育するために、上記のことに関しては細心の注意を払います。また、餌(※EP)に関しては、林兼産業(株)さんに依頼し、海援鯛独自の飼料を特注にて製造して貰っています。 
 
○色上がり 
稚魚の時期にはあまり体色が赤くないといけないと言うことはありません。しかし、黒いのはなるべく避けないといけません。ポイントは腹の白さと、明るさがあることです。この二つが出来ていれば後は海援鯛として育てることに影響はありません。 
 

種苗は人工孵化のマダイを導入して養殖をするために、人工孵化場の親魚の管理から孵化、孵化後飼育の仕方、稚魚選別の仕方によって稚魚の良し悪しに大きく影響されます。

鯛稚魚導入以後の、鯛の育ち方や体色の出方、また病気に掛かりにくいか強いかなど、上記の事により大きく左右されます。よって、いい種苗業者(孵化場)を選ぶことも一つのポイントなのです。

海援鯛の稚魚は生産者自身が目視確認できる(株)山崎技研の稚魚を導入することを規定しております。 

海援鯛稚魚

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  海援鯛の飼育密度 - 2015年01月11日

  海援鯛の飼育環境を整える

○飼育密度 
飼育密度とは、1トン当たりに泳いでいる鯛(魚)の重量比を表す数字です。 
海援鯛の飼育密度は”海援鯛飼育マニュアル”では 
 
”【放養密度】分養は早めに行い、当面の間は出荷前でも12kg/m3を目安とする。(将来的には種苗導入から出荷に至るまで10kg/m3を越えないことが目標とする。)” 
 
上記のように規定して有ります。今まで、浦ノ内の養殖経験から海援鯛のメンバーにより出された数字が上記の規約に反映しております。 
 
では、この放養密度以上の過密養殖になるとどのような影響が出るか考えてみますと、まず、最大の悪影響は飼育密度が高くなると鯛(魚)に過度のストレスがかかるということです。 
 
たとえが悪いかもしれませんが、人間でも仮に四畳半の部屋に10人と1人ではどちらにストレスが掛かると考えると当然大勢で住むとストレスのかかる割合は全然違いますよね。だから第一に考えることは、生活するには快適な住環境を造ってやることを第一に考える事が大事なんです。 
 
こういう住環境で飼育されることで鯛の姿形も綺麗になり、伸び伸びと育つために早く大きくなる事で、飼料効率もすごく良くなるし、元気なることで病気にも掛かりにくくなります。 
  
 
kaientai 

  鯛の気持ち - 2015年01月11日

  このコーナーは、海援鯛の成長の記録として、色々な角度から海援鯛や生産者、またお世話になっている皆様の気持ち等を不定期になると思いますが、綴っていきたいと思っています。 
 
 
まず最初に,鯛(海援鯛)が出来るまでを、一般論も含め、考え方や飼育方法などを書いてみたいと思います。 
 
それではまず最初に,海援鯛の”うり”であるひとつの”美”・・・”綺麗な真鯛造り”と言う事で、自分たちの考え方、方法などを説明します。 
 
綺麗な真鯛造りを考える前に、逆にどのような飼い方をすれば汚い(?)真鯛が出来るのか考えてみると、解りやすいと思います。 
 
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■究極の悪い真鯛(汚いマダイ)の作り方 
 
^い種苗を導入する。 
 奇形の出来やすい種苗、病気の掛かりやすい種苗を導入する。 
飼育時に遮光をしない 
 紫外線により、黒色色素(メラニン色素)が沈着して色が黒くなる 
9睫度で飼育する 
 尾鰭が擦れて短くなったり、体表が擦れて肌が擦れて汚くなる。 
 理想目安は10kg/ton。1.2kgの魚体サイズでは3000尾/10m生け簀。 
ぞ錣縫好肇譽垢鰺燭続ける 
 生体内過酸化により黒くなる。網換え時、選別時等に手荒に扱えば扱うほどストレスがかかり色も黒くなります。 
グい餌を与える。 
 ビタミンが少ないと、ストレスに対し過剰反応を示す。 
 アスタキサンチンが入っていないと赤い色は出ない。 
 
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皆さん!どこか子供の育て方にも似ているところが有ると思いませんか? 
毎日毎日ストレスをかけ続けて育てると、どのように育つのか明白でしょう。 
 
鯛も同じです。 
 
いかにストレス無く育てるか、この一言に限ります。この上に好い鯛をつくるにはまだ、匠の一手がありますが・・・それは後日。 
 
悪い鯛の作り方は上記五項目にて、完全にマスター出来ると思います。 
 
綺麗な鯛はこの逆を考えればいい訳です。 
 
次回・・・・綺麗な鯛の作り方を考えます。 
 

sakana
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